30代女性-2022年5月受検
検査は受けて良かったのか、受けなければよかったのか正直今も未だわかりません
年齢が35歳を越えており、今回の妊娠が第三子目であったということから障害があった場合に子育ては大変だと思い新型出生前診断について考え始めました。第一子、第二子のときも、産まれて顔を見るまで不安だったということから、検査することで安心してマタニティライフが過ごせるということもあり、夫とも話し合いのNIPT検査することにしました。
カウンセリングではまず検査方法、年齢のことを気にしていたので、年齢による確率について動画とパンフレットによる説明がありました。そして、そこから具体的にどうして検査を受けようかと思ったのか、検査結果に陽性判定が出た場合の受け入れれる覚悟はあるのかということはかなり重点的に確認されました。医師の対応はとても丁寧で良かったのですが、出生前診断を受けること自体にネガティブな印象を受けました。やはり、陽性が出た場合の家族の苦悩や医師としての苦悩を含めてだと思われます。結果開示については、夫婦揃った状態で検査結果を見ながらしっかりと説明がありました。
検査は受けて良かったのか、受けなければよかったのか正直今も未だわかりません。というのも検査結果で陽性(18トリソミー)だったからです。
検査を受けるまでは決して安易な気持ちで受けた訳ではなく、少しでも不安が取り除けるならと思い受けました。しかし、想像していない結果に何度も夫婦で話し合い、医師も交えて話し合いの末、諦めるという結果になりました。
母子医療センターでは障害を持ってるお子さんも多く通われています。なので、陽性であったとしても諦める方向での話し合いをすることはないそうなのですが、18トリソミーの場合は治療法が少なく、また生後の生存率も少ないことからこのような話し合いの結果を受け入れてくれました。
『みんなのNIPT』に投稿しようと思ったのは少しでもその当時の気持ちが誰かのお役に立てればなと思ったからです。検査せずに18トリソミーを生まれた方、検査して結果がわかった状態で生まれた方、結果を知り諦めた方…たくさんの形や想いがあると思います。そのうちの一つの意見として誰かの支えになれればなと思います。
コメント