40代女性-2022年9月受検
NIPTを受ける必要性はなかったけど悩みながら過ごす自信がなかったからNIPTを受けた
産科担当医師から、妊婦検診でのエコーの経過観察では特に気になる所見はないのでNIPTを受ける必要性はないが、高齢妊娠者には皆、数種の出生前診断について説明をしているとのことでした。
その説明を聞いて、たとえ数%でも胎児に負担のかかる検査は避けたかったことと、私自身が妊娠中ずっと胎児に障害があるかもしれないと悩みながら過ごす自信がなかったため、NIPTを受けようと決めました。
不妊治療についての国内最先端の研究を行っている大学病院なので、対象患者数が多く、医師や看護師、検査技師など関係者の方々がNIPTに慣れている印象でした。
遺伝カウンセリングは担当産科医師によるものでしたので、疑問を聞きやすく、通常の妊婦検診の時と同じような気持ちで受けられました。
結果開示については、3週間後に通院し、NIPT担当の初見の医師から個室で口頭で受けるというものでした。
内容が内容ですし、初見の医師ということもあり、緊張感がありました。
私はたまたまNIPTの結果陰性だったので、その後は出産に向けてできることに集中しようと思えました。
もし陽性だったら、検査を受けて良かったと思えたかどうかは分かりません。
また、NIPTで分かる染色体異常は3種類にすぎませんし、発達障害などはある程度成長していく中で分かっていくものでもあり、出生前診断には限界があるように思います。
ただ、胎児について分かることは限定的だとしても、妊娠を継続していいんだと背中を押してもらえたし、妊娠時のストレスを減らしてくれたので個人的には検査を受けてよかったと思っています。
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