30代女性-2019年2月受検
NIPTは夫婦の覚悟を問われる検査
NIPTによって見つかる染色体異常の種類や、自身の年齢によるそれぞれの確率の高さ、陽性だった場合の確定検査の方法や、出産した場合の具体的な成長過程から必要な支援、家庭環境や経済的なことまで、質問タイムを設けながら詳しい説明を受けた。
必ずしも必要な検査ではないことや、検査をキャンセルする選択肢もあること、カウンセリングを受けて夫婦でよく話し合うように言われた。
結果は検査から2週間ほどかかり、外来で夫婦同席が条件だった。
結果は陰性だったが、陽性の確率は0ではないことや、出産するまではわからないこと、検査でわかるのはあくまで一部の異常であることを再度伝えられたが、これはある意味、夫婦の覚悟を問われる検査なのだと感じた。
結果が陰性だったこともあるが、陽性だっとときにどうするかという方向性が夫婦の間で決まっていないのであれば、安易に受けるべきではないと思った。
ただ、検査でわかるのはほんの一握りの障害であることや、出産した場合に受けられる支援など、普通に生活しているとなかなか入ってこない情報も伝えられるため、不安や迷いがあるのであれば、遺伝カウンセリングを受けてから決めるという選択肢もあると思った。
また、検査から結果を聞くまでがおもった以上に長く感じるため、メンタル面の安定も考える必要があると感じた。
遺伝カウンセリングを受ける前に夫婦間の話し合いを行うことや、カウンセリングで聞きたいことがあればリストアップしておいたほうがいい。
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