妊婦さんの中にはNIPTを受けるかどうか検討されている方もいると思います。どんな検査なのか調べてみると「認証施設」と「無認証施設(認証外施設)」という言葉が出てきますよね?
どういう意味なのかわからない方もいるかもしれませんのでご紹介します。
NIPT(新型出生前診断)を受ける病院やクリニックには大きく分けて2つあります。それが認証施設と無認証(認証外)施設です。違いについて詳しくご説明いたします。
認証施設の特徴
認証施設とは日本医学会に設けられた「出生前検査認証制度等運営委員会」が認めた病院を指します。大学病院や基幹病院が多いのが特徴です。
そして検査の前に遺伝カウンセリングの実施が義務化されており、検査内容を妊婦さんとパートナーに説明し、同意を得てから検査へと移ります。
ただし、検査を受けられる妊婦さんは出産時に35歳以上であることやパートナーとふたりでの通院が必要といった条件があるのも認証施設の特徴です。行っている検査も21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パトウ症候群)の3つのみです。
無認証(無認可)施設の特徴
認証施設との大きな違いはNIPTの検査内容です。無認証施設は基本検査と言われる21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パトウ症候群)の3つ以外にもすべての染色体や性別の判定を受け付けているところが多くあります。
また、年齢制限の条件がなく35歳未満の妊婦さんもNIPTが受けられます。認証施設のように何度もパートナーとの通院が必要ではなく、採血時一回の通院で済むクリニックが多いため忙しい方でも通いやすいのも利点です。
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